季節性インフルエンザに備えよう
酷暑の夏から解放され、ようやく過ごしやすい季節となってきました。最近は秋を感じられる期間が随分減ってきたと感じています。冬に向けた準備期間でもある秋ですので、この期間を有効に使って体調を整えて行きたいですね。
さて、今回は毎年冬に大流行するインフルエンザについて少し触れてみたいと思います。
まず、一般の風邪とインフルエンザの違いですが、一般の風邪は様々なウイルスによって起こりますが、のどの痛み、鼻水、くしゃみや咳等の症状が中心で、全身症状はあまり見られません。発熱もインフルエンザほど高くなく、重症化することはあまりありません。
一方、インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気であり、38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感等の症状が比較的急速に現れるのが特徴です。併せて普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻水、咳等の症状も見られます。お子様ではまれに急性脳症を、ご高齢の方や免疫力の低下している方では細菌による肺炎を伴う等、重症化することがあります。
次に、流行する季節ですが、例年12月~3月が流行シーズンです。最近は9月、10月でも感染報告がありますので、ご注意下さい。
インフルエンザ対策として、うがい手洗いと共に予防接種が効果的であります。国内の研究によれば、65歳以上の高齢者福祉施設に入所している高齢者については34~55%の発病を阻止し、82%の死亡を阻止する効果があったとされています。現行のインフルエンザワクチンは、接種すればインフルエンザに絶対にかからない、というものではありません。しかし、インフルエンザの発病を予防することや、発病後の重症化や死亡を予防することに関しては、一定の効果があるとされています。
また、インフルエンザのワクチンは抗体ができるのに2週間~1ヶ月かかると言われていますので、流行が始まる前に接種することが予防に効果的であります。
最後に、当院でもインフルエンザワクチンの予防接種を開始しております。予約なしで接種できますので、是非ご利用ください。
出典:厚生労働省
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