食中毒について
今年の夏は残暑厳しく、10月に入りやっと秋らしくなってきました。食中毒のピークは過ぎましたが、まだ気温の高い日もあり夏と同様に食中毒のリスクがあります。
そこで今回は「食中毒について」お話しさせていただきます。
食中毒とは
飲食物そのものおよび器具・容器・包装を介して体内に侵入した食中毒原因菌や有害・有毒な化学物質などによって起こる健康障害です。
厚生労働省の統計によると、2024年(令和6年)の全国の食中毒発生件数は1,037件、患者数は14,229人、死者3人と報告されています。
食中毒の原因
「細菌」と「ウイルス」が食中毒を引き起こす主な原因です。細菌は、気温や湿度などの条件が揃うと食べ物の中で増殖し、それを食べることにより食中毒が発生します。一方、ウイルスは食べ物の中では増殖しませんが、人の体内で増殖し食中毒を引き起こします。
食中毒予防の3原則
食中毒を防ぐためには、細菌を食べ物に「つけない」、食べ物に付着した細菌を「増やさない」、食べ物や調理器具に付着した細菌を「やっつける」という3つの原則を心掛けましょう。
①「つけない」・・・食品に微生物をつけない
・調理をはじめる前、生の肉や魚、卵を扱う前後などは石けんで丁寧に手を洗いましょう。
・生肉や魚介類に使用した包丁やまな板などの調理器具を、洗わずにほかの食品に使用することはやめましょう。可能であれば用途ごとに使い分けるとより安心です。
・肉や魚の汁は他の食材に細菌などを付着させる可能性があります。ポリ袋などに入れて保管しましょう。
2.「ふやさない」・・・食品中の微生物を増やさない
・食中毒菌の多くは、10℃~50℃の間が最も活発に活動します。食材や調理済み食品を、細菌が増えやすい温度に放置しないようにしましょう。
・購入した商品は、帰宅後すぐに冷蔵庫や冷凍庫へ入れましょう。料理を保存する場合は短時間で温度が下がるように小分けにして冷蔵や冷凍で保存しましょう。
3.「やっつける」・・・食品中の微生物をやっつける
・細菌やウイルスの多くは熱に弱いため、食品の中心部まで確実に火を通しましょう。 再加熱をする際は、しっかりとかき混ぜながら全体を十分に加熱しましょう。
食中毒かもと思ったら
食中毒の主な症状は、嘔吐、腹痛、下痢、発熱です。原因菌の種類や体調によって症状が出るまでの時間は様々です。食中毒が疑われる場合には、早めに医療機関を受診しましょう。
【引用・参考資料】
・厚生労働省HP ・埼玉県HP
・農林水産省HP ・東京都HP
・政府広報オンライン
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