社会福祉法人多摩済生医療団

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季節の変わり目を健やかに過ごす豆知識

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季節の変わり目を健やかに過ごす...

<秋から始める温活のすすめ> 
9月も残すところあと少し。 朝晩の気温差がはっきりしてきて、秋の深まりを感じる季節になりました。皆様、体調はいかがですか。
日中はまだ暑さが残るのに、朝晩はひんやり。 この“冷え込みの気温差”が、体の血流や自律神経に影響し始める時期がちょうど今頃です。
こうした季節の変わり目は、 風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなる時期でもあります。
では、自分自身を守り、健やかに過ごすにはどうすればいいか?健康・医療の目線で「役立つ情報」をご紹介いたします。

~意外に知られていない「免疫力」と「温活」の関係~
免疫は体温と深く関係していて、「体温が1℃下がると免疫力は約30%低下する 」と言われています。つまり、ちょっとした冷えが、体の防御力を大きく落とす要因になりかねないという事です。
特に女性は約70%が冷え性とされ、 男性も最近では、デスクワーク・運動不足・ストレス・睡眠不足などで筋肉量が減り、冷えやすい体になっています。
筋肉は「熱を作る装置」であり「血液を押し出すポンプ」。 だから筋肉が弱ると、体温も血流も落ちてしまうのです。今この時期から 体を温めて免疫を守る“温活”を取り入れて、体調を崩さない元気な身体づくりが重要です。

~免疫アップと血液の役割~
血液は、体の中を走る“物流センター”のような存在で、
・酸素を運ぶ
・栄養を届ける
・免疫細胞(白血球)が細菌やウイルスをやっつけるために移動する
・老廃物を回収する
という、体を守るための大切な仕事をしています。
だから血流が落ちると、 酸素も栄養も免疫細胞も届きにくくなる。
その結果、冷え➡血流の低下 ➡免疫の低下 につながります。

~今日から出来る「温活」~
❶ 温かい飲み物をとる(腸の血流アップ)
腸は温度にとても敏感。 温かい飲み物が入ると腸の壁がゆるみ、血管が広がり、 腸の血流が増えて蠕動運動がスムーズになる➡便秘の解消
また、温まった血液が全身をめぐる➡体の隅々まで栄養・酸素・免疫機能が届けられる➡病気になりにくい身体になる、など多岐にわたって効果があります。

❷ 三つの首(首・手首・足首)とおなかの保温
これらには太い動脈が通っていて、 冷えると血管が縮み、全身の血流が落ちます。逆に温めると 温かい血液が全身に巡りやすくなる=体全体が効率よく温まる➡はらまき・マフラーなどで体温維持・免疫維持を。

❸ 軽い運動で “筋肉 × 血流 × 免疫” を上げる
筋肉が動くと熱が生まれ、血流が良くなり、免疫が働きやすい体になります。 ウォーキング5〜10分、ストレッチ3〜5分の“軽い運動”だけでも十分効果があります。血流は20〜30%増え、体温は0.5〜1℃上がり、免疫細胞(NK細胞)は1.5〜2倍に活性化します。
季節の変わり目は、温めて少し動くだけで体調が守られます。

ほんの少し意識するだけで、より免疫力のある身体に近づきます。あなたの健やかな毎日にぜひお役立て下さい。

文・教育担当

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